SCCM (System Center Configuration Manager)
作成日:
Microsoft Windows
概要
SCCM(System Center Configuration Manager)は、Microsoftが提供するエンタープライズ向けのシステム管理ツールである。企業のIT管理者がWindows PCやサーバーを大規模に管理するためのソフトウェアで、数百〜数万台規模の端末管理に使用される。
現在はMicrosoft Configuration Manager(MCM) または Microsoft Endpoint Configuration Manager(MECM) と呼ばれている。
主な機能
| 機能 | 説明 |
|---|---|
| ソフトウェア配布 | アプリケーションやパッケージを多数のPCに一括インストール |
| OS展開 | Windowsイメージを複数のPCに自動展開 |
| パッチ管理 | Windows Updateやセキュリティパッチの配布・管理 |
| インベントリ管理 | ハードウェア・ソフトウェア情報の自動収集 |
| コンプライアンス管理 | セキュリティ設定やポリシーの適用状況を監視 |
| リモートコントロール | 遠隔でPCを操作・トラブルシュート |
名称の変遷
SCCMは以下のように名称が変更されてきた:
- SMS (Systems Management Server) - 初期の名称
- SCCM (System Center Configuration Manager) - 2007年〜
- MECM (Microsoft Endpoint Configuration Manager) - 2019年〜
- MCM (Microsoft Configuration Manager) - 現在の正式名称
IntuneとMECMの違い
| 項目 | MECM (SCCM) | Intune |
|---|---|---|
| 管理形態 | オンプレミス | クラウド |
| 対象 | 主にWindows | Windows, macOS, iOS, Android |
| 適用場面 | 社内ネットワーク内の端末 | リモートワーク・BYOD環境 |
| 機能の深さ | 詳細な制御が可能 | シンプルだが柔軟性あり |
現在は両者を組み合わせたCo-management(共同管理) も可能である。
参考
- Microsoft Configuration Manager documentation: https://learn.microsoft.com/en-us/mem/configmgr/
- Microsoft Endpoint Manager overview: https://learn.microsoft.com/en-us/mem/