Java EEアプリケーションサーバー

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Java enterprise application-server

概要

Java EEアプリケーションサーバーは、Java EE(Jakarta EE)仕様のFull Profileを実装し、EJB、JMS、JPAなどのエンタープライズ機能を提供するサーバーソフトウェア。サーブレットコンテナ(Tomcat, Jetty等)とは異なり、エンタープライズ機能の実行環境として機能する。

サーブレットコンテナとの違い

種類説明
サーブレットコンテナServlet/JSPのみをサポートTomcat, Jetty
Java EEアプリケーションサーバーJava EE Full Profileをサポート(EJB、JMS等を含む)WebLogic, WebSphere, WildFly

主要なアプリケーションサーバー

Oracle WebLogic Server

  • 開発元: Oracle(元BEA Systems、2008年に買収)
  • ライセンス: 商用(有償)
  • 特徴:
    • Jakarta EE Full Profile対応
    • 高負荷環境でのスケーラビリティ
    • Oracle製品との統合(Oracle Database、Fusion Middleware等)

IBM WebSphere Application Server

  • 開発元: IBM
  • ライセンス: 商用(有償)
  • 特徴:
    • エンタープライズ向けの堅牢な機能
    • WebSphere Liberty(軽量版、2012年リリース)も提供
    • Open Libertyとしてオープンソース化(2017年)

WildFly(旧JBoss AS)

  • 開発元: Red Hat / JBoss Community
  • ライセンス: オープンソース(LGPL v2.1)
  • 特徴:
    • 無償で利用可能
    • Jakarta EE 10対応(WildFly 27以降)
    • JBoss EAPは商用サポート版

2014年にJBoss Application ServerからWildFlyに名称変更された。

比較

項目WebLogicWebSphereWildFly
ライセンス商用商用オープンソース
開発元OracleIBMRed Hat
コスト高い高い無償
商用サポートOracleIBMRed Hat(JBoss EAP)
適した環境大規模エンタープライズIBM製品との統合環境コスト重視の環境

関連トピック

参考